生産性の向上

皆さんは医療の提供と生産性の向上を結び付けて考えたことがあるだろうか。意外と関連付けて考えたことはないのではないだろうか。貝原益軒の言葉に「医は仁術なり」があるように、採算度外視の考えを貫くが故になかなか生産性の向上に着目して施策を図ろうとしないのではなく、必要性を感じないから・現状に満足しているからという人が多いのだと思う。

しかしながら私からすれば、現状に満足してしまうのは大変もったいないことだと思う。もっと言えば現状のままで本当にいいのか改めて考える必要があるとも感じる。もちろん医師として日々力を尽くしている皆さんの能力が高いのは承知している。その能力を存分に活かすことが出来れば時給1万円にも2~3万円にもなり得る。それは単に自身の収入が増えるというメリットだけでなく、結果的にスタッフに還元することもできるし、さらに最善を図れば患者さんにもよりよい環境の元医療を提供することができるだろう。

私自身、日々基準を高くしていくことに目を向けるように心がけている。常に今以上の何かを求め続けた結果が、このように皆さんに対して発信していくことにもつながったわけだ。

医療現場における生産性の向上という観点でいうと、ボトルネックとなるのは受付事務でも検査でもなくドクターの診療である。この事を解消するために私が取り入れたのは補助ツールだ。病状の説明を単に伝えるだけでなく、動画などを用いて説明する方法を取り入れたのだ。例えば中耳炎の症状で来院した患者さんに対しては、耳の中の様子がどうなっているのか・そしてどのように治療を進めていくのかなど動画を交えて説明していく。こうすることで患者さんは疾病についてより理解しやすくなり、説明する時間の短縮にもつながってくるのである。そのほかにも、アフターカウンセリングをスタッフに任せるなど、業務を分散化することで患者さんの待ち時間を減らすことに成功した。その結果患者さんの満足度も向上し生産性もアップすることを可能にしたのである。

こうした取り組みを行っている医療現場を医師の求人サイトで見つけられるのがベストだが、なかなかそうもいかないだろう。

しっかりと病院を見る目を養い、条件に合った病院を探せるようにしよう。

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